2011年7月12日火曜日

三国志 @飯塚

子供たちが 私の部屋から 本を見つけた。
東野圭吾の探偵ガリレオシリーズ 「容疑者Xの献身」。
そのミステリー小説を、
中学生の娘だけでなく 小学5年の息子までが
一気に読破してしまったことに驚いた。

私の小学時代では 考えられなかった展開だ。
読書なんて、夏休みの読書感想文を書くときぐらいだった。

読書嫌いの私も、大学に入ってからは読むようになった。
最初に読んだのが、吉川英治氏の「三国志」

25年振りに 三国志を読みたくなり、
いま 読んでいるのが 北方謙三氏の「三国志」


あの有名な 「桃園の義」の場面がない。
劉備、張飛、呂布の人物観がまったく異なっている など
北方氏 独特の解釈で描かれていて面白い。

特にリアリティにこだわっているところが共感できた。

偶然出会った 3人の人間が 互いをよく知りもせず、
義兄弟の契りを交わすことなどあり得ない、という人間観。
桃園に代わって、
関羽と張飛が 注意深く劉備を観察し 劉備の志や器量を
確かめているシーンが描かれている。

まだ、諸葛亮は登場していないが、
どんな人物像で描かれているか楽しみだ。

ちなみに、子供に三国志を薦めてみたが、
見向きもされなかった。

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