出身だった。
10年程前に、新規事業の立ち上げに関わった時に、
マーケティングや消費者ニーズへの対応に困ってしまったことがある。
そんな時に、スーパーで定点観察することを教わった。
その頃から、スーパーには よく立ち寄るようにしている。
埼玉県には ヤ〇〇ーという立派なスーパーがある。
月曜日(祭日)の夜の精肉売場では、
北海道産のシチュー用 牛肉 1パック約700~800円相当のものが、
一律 200円で売られていた。
半額以下の大破格値だ!
継続的に観察しているが、
このスーパーでは、これまで こんな売り方を見た記憶がない。
値段を極端に下げても 4パックが売れ残って置かれていた。
福島のセシウム問題が 売場当事者や消費者に与えている
影響は かなり深刻だと予想できる。
この恩師から もうひとつ教わった観点がある。
狂牛病で騒がれた時、スキヤキを一緒に食べた。
有名な専門店だったが、客は ほとんどいなかった。
恩師曰く、
「こんな時だからこそ、ちゃんとした店であれば自信があるものしか出さない」
「だから、逆に 今が一番安全なんだよ」
消費者心理だけでなく、商品を提供する側のリスクや心理を読み取ることの
必要性を学んだ。
律義な私は、今でも実践している。
最近も、ユッケ事件があった翌日にレバサシを食した。
同席した友人は 恐る恐るだったが、、、、
だから、
今夜は、ビーフシチューの完成です。
残りの4パック 全て購入させていただきました。
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